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タイに行ってきた話

私は子供の頃から地図が好きでした。
国語の授業中に話も聞かずに地図帳をボーッと眺めていて怒られたことがしばしば。
おかげさまで地理だけは得意科目で、東大に合格したのも地理のおかげです。
そんな私が尊敬する駿台予備校に谷地先生(文一α担当)という方がおられまして、
余談が多い先生なのですが、いつも二言目に「チェンマイはいいぞー」と言われます。
この世の楽園のようなところだというのです。
勉強の話は一切忘れましたが、チェンマイの話だけは忘れません。
あの頃から、いつかカネをためてチェンマイに行ってみたいと夢見ていました。

そして、あれから40年経ちまして、ようやく最近チェンマイに行って参りました。
ドリームズ・カム・トゥルー。
中国東方航空の格安チケットを使って、昆明、バンコク経由で40時間の旅です。
チェンマイは谷地先生の言う通り、ゆったりとした時が流れる街でした。
城壁で街が四方を囲まれていて、端から端まで歩いて回れるほどの距離感です。
地理的にはタイ北部に位置し、標高が高いので、バンコクよりすこし涼しいです。

タイの人は日本が好きなのですね。
この物件はシャッターが閉まっていて、空きテナントのようです。
なぜかにエイブル(不動産賃貸)の募集看板が貼ってあります。
電話番号が書いてあります。
私は一応は不動産業なので、物件確認も兼ねて試しにかけたら、本当にエイブルにつながりました。
(チェンマイではなく、神戸のお店だ、とのことでしたが)
専売公社のタバコの看板も懐かしいですね。

恵比寿ラーメンと暖簾を出したアウトドア型店舗です。
写真を撮ったときの時間は夕方6時頃。
気温が35度を超えて暑いのに食べている方がいます。
(かなり席は空いているけど)
日が暮れて涼しくなってからお客が増えてくるのでしょう。

こちらの串カツ屋さんは高級そうな店構えで、覗いたところお客がいっぱいでした。
暑いからエアコンが効いているお店のほうが良いですね。
google mapでみたところ、結構良いお値段の高級店のようです。
ワタシには一生縁がなさそう。

チェンマイはカフェが多い街です。
ここではカフェの看板猫が大あくびしています。

タイは50歳を超えるとリタイアメントビザが取れるそうです。
大使館が求める書類を山ほど出す必要があり面倒くさい気がしますが、
ゴニョゴニョする方法もあるらしいです。
私もナミヘイ超えなのでビザを取ってタイで猫みたいに暮らそうかしらん。

チェンマイはお寺が多い街です。
街をブラブラ歩いていたら、日の丸を掲げたお寺に出くわしました。

ここだけ、他とちょっと違った空気を感じます。

「戦友よ安らかに眠れ」
「1980 日本印緬戦跡慰霊団」
と書かれた碑がありました。

印緬戦とは、戦後教科書的に言うとインパール作戦のことだと思われます。
展示によると、戦時中にこのお寺が野戦病院になっていたのだそうです。
確かにチェンマイはビルマに近いので、インパール作戦遂行上の要地だったのでしょう。
なんの下調べもなく訪れた街ですが、なにか不思議な縁を感じるショートトリップでした。

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