生涯の旅人
私は生涯の旅人です。
学生時代から勉強そっちのけで、ずっとフラフラ旅していました。
大学では通称「ネコ文2」と言われる経済学部で、ネコみたいな日々を送っていました。
あまりに講義がつまらないので、みんな昼から寝てしまう、というのが由来だったかと。
社会人になっても会社をふらっとサボって旅に出たことがあります。
基本的に一箇所に止まっているのが苦手な人間で、つい変化を求めて旅に出てしまうのです。
サラリーマンには絶対に向いていないダメ人間です。

私みたいなサボリーマンは日本では異常ですが、「ドイツ人やロシア人は遊ぶために働くんだ」と高校で地理の先生に聞きました。
長期休暇を当たり前に取って、別荘やキャンピングカーを持って数カ月遊ぶ。
そんなライフスタイルが当たり前だという話でした。
実際に世界でも日本でドイツ人とかロシア人の旅人を見かけることも多いですね。
暮らすように「働く」
でも旅に出ると移動してばかりで、実際はその土地の魅力をあまり知らずに通過してしまうことが多いです。
一箇所にとどまっているとホテル代もかさむし、そんなに見どころもない。
だから、旅先で観光ではなく、暮らすように短期間「働く」。
働いて手にしたお金でまた遊ぶ。
そんなことができれば、生活者の視点で街を見ることができて面白いだろうな、とずっと思っていたのですが、最近そんなサービスが登場したことを知りました。
その名も「おてつたび」。
タイミーの旅行版のようなイメージです。
おてつたびの特徴

旅先でホテルとか農家などでちょっとだけ働く、そんな案件がたくさん掲載されています。
・お手伝い(仕事)してお金を得られる
・地域を旅する
・無料で宿泊(寝床は地域の方が用意します)
と3つのメリットが記されています。
「リゾートバイト」と「おてつたび」は何が違うのか
いわゆる「リゾートバイト」と違って、「おてつたび」は数日から数週間と働く期間が短い。
そのため交通費が出ません。
旅人が交通費自己負担で訪れる代わりに寝床とバイト代が提供されるという仕組みです。
中にはまかない(食事)が提供されるところもあります。
(全部ではありませんが)
バイトと言うと身構えますが、お手伝いなら気軽にできそうな気がします。
寝床と食事と給料までもらえたら、当分の間は住むように旅行できますね。
一方で雇用主は安い給与で域外からの労働力を集めることができる。
この会社は法律的には職業紹介として派遣先から報酬を得る。
三方よしの仕組みをよく考えたものです。
おてつたび会社の社長さんは若い女性らしいです。

旅先でちょこっと働きながら、仕事終わりに夜の街で酒を飲んでみたり、仕事前の早朝に港を散歩してみたりと、通常の旅のスタイルとは全く違う楽しみ方ができるようです。取材を兼ねて「善は急げ」と早速「おてつたび」に会員登録してみることにしました。
(→おてつたび、やってみた。(第2話)~自己PRは大変だ~につづく)


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